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競馬で400万円超の利益を叩き出しトレーダーに転身、毎週35万円収入も「“ほったらかし系”です」

実は綿密な相場分析を重ねたうえでのトレードだった

 一見、無謀なギャンブルで勝利を収めたように見えるが、実は綿密な相場分析を重ねたうえでのトレードだったという。
常勝トレーダー

ペソ/円で約4000万通貨の買いポジを建てた後、ルドルフ氏はランド/円の買いにも着手。コロナショック後の上昇局面で買い増しを続けて今では2000万通貨に

「スワップ投資派はとにかく保有し続けるだけなので、ファンダメンタルズはおろか、チャート分析をしない人が多いんです。けど、暴落局面はスワップ派にとっても大チャンス。トルコショックを経験してから、私はリラ侍さんという“トルコリラ業界”では著名な投資家に相場分析の手法を教わるなどして勉強を続けてきました。  加えて、メキシコに関する情報収集も続けている。あまり知られていませんが、メキシコの人口は2021年、日本を抜き、2050年まで増え続けると言われています。その“人口ボーナス”に伴う経済成長と、製造拠点としての地位向上を考えたら、5.3円の節目を割り込んだペソ/円はバーゲンセール状態。だから、レバレッジをかけながらも買い向かったんです」

金利収入だけで年収3000万円生活も時間の問題!?

 ただし、ポジションを増やし続けることには物理的な制約も。
常勝トレーダー

ルドルフ氏が新たな投資先として注目するのが、ロシアルーブル。政策金利の引き上げによって、本格上昇に転じているため、押し目買いが吉か

「私が利用しているFX会社では1通貨ペアにつき最大5000万通貨のポジションしか持てないんです。南アフリカランド/円を買うようになったのは、上限到達が見えてきたから。ただ、南アフリカはメキシコよりも経済リスクが大きそうなので、資源価格高騰の恩恵を受けて上昇に転じているロシアルーブルの買いを現在検討しています」  現在はスワップ収入を元手に、毎週月曜日の朝10時にペソ/円を25万通貨買い続けているというルドルフ氏。金利収入だけで年収3000万円生活は時間の問題だ。
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シンボリルドルフ氏のレバ10倍新興国スワップ 3か条
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