今後は世界中の人々と簡単に繋がれるという利点を生かして、日本人アーティストならではの作品作りも増やす予定だとか。 「日本文化を取り入れた浴衣や着物の作品作りにも挑戦したいですね。あとは、NFTアートのオリジナルキャラクター制作にも興味があります」 　さらに、多様化する好みに応じて、SNSで反応をサーチし、嗜好やニーズに合わせた作品を発行するという試みも。 「性癖や好みは本当に人によって違いますからね。多くの人に好まれるわかりやすい作品が人気を呼ぶ一方で、ごく少数の個人的な趣味や性癖に刺さるような作品もある。どちらか一方ではなく、さまざまな嗜好や性癖に訴える作品を、ワールドワイドに生み出していければと思います」 　己のフェチに合わせた作品をプロデュースし、その作品が世界でバズって価格爆騰……なんて夢のある展開も。考え方次第では、NFTアートとは趣味と実益が極限までマッチした投資なのかも。