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“おっぱい自撮りアーティスト”のnano、NFTで売れた最高額は…

世界のNFT市場に羽ばたくおっぱいアートとは?

 はちきれんばかりの豊満なおっぱいを、さまざまなシチュエーションやコスプレで撮り下ろす。そんなユニークな写真を作り続けてきた“おっぱい自撮りアーティスト”のnano氏も、NFTアートに参入している一人だ。 「’17年に会社からリストラされて以来、おっぱい自撮りアーティストとして活動しています。主にオンラインでの作品販売を行っていたのですが、今年の春先にフォロワーさんからNFTアートを教えてもらって、『販路がひとつ増えれば』くらいの軽い気持ちで作品を発行し始めました」
NFTアート×投資の深遠な世界

多種多様なおっぱいの可能性を模索した作品の数々。露出の多い作品に人気が集まりがちな一方、「自分の体を使って、かわいい小物を作っている感覚に近いので、セクシュアルなものだけではなく、独自の世界観も追求したいですね」とnano氏

※NFT=ブロックチェーン技術を活用してさまざまな情報を紐づけることで、複製できないように加工し売買も可能にしたデジタルデータのこと

知識はゼロ。登録だけでもすごく苦労

 とはいえ、仮想通貨についての知識はゼロ。 「出品手続きにマストの英語もわからなかったので、当初は登録だけでもすごく苦労しました。翻訳サイトを駆使しながら、なんとか今年の8月に『OpenSea』で自分の写真を出品できるところまでたどり着いたのですが……」  NFTアートのメインストリームは、あくまで絵やイラストなど。写真を出品して売れるのかは、疑問だったという。 「閲覧自体は誰でもできるので、購入した方だけのメリットが生まれるように、特典作品をつけるなどの工夫をしました。そのおかげか、9月頃から徐々に購入者が現れるようになったんです」
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