更新日:2021年12月18日 18:27
エンタメ

M-1決勝、元ファイナリストが考える「ランジャタイに注目せざるをえない理由」

最高の審査員たちが最高の漫才師と対峙する

ファイナリスト

才能と個性、情熱を持ち合わせた最高の漫才師たちが揃い踏み

 最後に審査員について。今年も上沼さん、松本さん、中川家礼二、立川志らく師匠、ナイツ塙君、サンドウィッチマン富澤君、巨人師匠が務める。4年連続となるメンバーだが、この7人が揃うのはおそらく今年が最後となる。  M-1という大会のここ数年の異様な盛り上がりは、この7人だったからこそである。最後にこの審査員7人に、この漫才師たちをぶつけてきたのである。昨年以上に世の中に「漫才」というものを訴える大会になるだろう。  敗者復活戦から痺れる「漫才の祭典」を見逃すな! 【前回記事】⇒M-1決勝進出コンビ「王者になる資格が全9組にある」元M-1ファイナリストが解説 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <文/ユウキロック 撮影/藤井洋平>
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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