更新日:2023年03月28日 01:43
エンタメ

元芸能人・小阪由佳&栩原楽人さんが結婚発表。抱えた葛藤と覚悟の瞬間

バツイチに引け目を感じた

栩原楽人 二人は結婚を前提に交際を始めた。だが、小阪さんは初婚。栩原さんは自分が“バツイチ”であることに引け目を感じていた。同棲すれば、同じ時間をお互いに共有するようにもなる。栩原さんは前の家族と将来の家族、その狭間で思い悩んでいた。 「付き合う前は友達感覚で彼に子どものことを聞いたりして、普通に答えてくれたのですが、急に話さなくなったんです」(小阪さん) 「自分としては、きちんと筋を通して離婚しているのですが、まわりの人たちは、バツイチのぼくに不安を覚えるかもしれない。また、月に1回は子どもと会っているのですが、それにかんして由佳さんにストレスを与えてしまうと思って」(栩原さん)  栩原さんは前妻や子どもたちと電話をする際は、離れた場所に移動したうえで「雰囲気を出さないように」配慮していたという。  そんな彼に対して、小阪さんは「ここは保育事業者でもある年上の女の見せ所だった」と振り返る。

「前の家族を大切にしていないほうがドン引き」

小阪由佳「“パパ”としての姿をぜんぜん見せないので、私から『最近はちゃんと子どもに会っているの?』って聞いたんです。楽人くんは『話していいの?』と目を丸くして驚いていました。もちろん、女性によっては失礼と感じたり、嫌だと思う人もいるだろうから彼の行動は間違っていない。  ただ、私もヤキモチを焼く部分はあるけど、いっしょにいて後ろめたさを感じる時間は少なくしたほうがいいと思って。ひとつひとつの行動に気を使うのはツラいだろうし、できるだけリラックスしてほしい。  むしろ、前の家族を大切にしていないほうがドン引き。人として100万倍嫌だなって。自分の人生で、この先もずっと向き合わなければいけないことだから、『話していいんだよ』って伝えました」(小阪さん)  栩原さんはその言葉を聞いて安堵した。溢れる涙を抑えきれなかったという。   「バツイチでマイナス地点のスタートだと思っていたので。そのぶん、どうしても幸せにしてあげたいという気持ちが強かったから、どのように接するべきか悩んでいたんです」(栩原さん)
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「過去の経験があるほうが未来を見通しやすい」
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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