更新日:2023年03月28日 01:43
エンタメ

元芸能人・小阪由佳&栩原楽人さんが結婚発表。抱えた葛藤と覚悟の瞬間

過去の写真を見て「父親になったときの姿が想像できた」

 離婚歴があることで、一歩を踏み出せない人もいるだろう。だが、小阪さんは「過去の経験があるほうが未来を見通しやすい」と語る。 「たとえば、相手の前の家族との写真を見てしまったときに、普通はショックを受けると思うのですが、むしろ失敗しない要素を知れるチャンスだと思いました。  スマホに子どもの写真がたくさん入っていて。どんなふうに接しているのか。そのとき、子どもたちの表情はどうか。本当に愛していたんだなって。彼がつくったキャラ弁も下手くそながらに頑張っていることが伝わってきてすごく良いなって。私と結婚して父親になったときの姿が想像できた。彼との将来を具体的に思い描けたんです。見方を変えることで、彼の過去の写真は私が幸せな家庭がつくれるかを知れる素晴らしい材料になりました」(小阪さん)

「36歳で結婚したい」謎のプロポーズ事件

栩原楽人と小阪由佳 当初から結婚するつもりで愛を育んできた二人。とはいえ、プロポーズはあったのか。「たぶん、この先もずっと『謎だった』と言い続ける(笑)」と小阪さん。それは、思いもよらぬタイミングだったとか。 「由佳さんが『36歳で結婚したい』と言っていたので。誕生日の1週間ほど前(6月21日)、お台場のホテルを予約して。サプライズのつもりで口実をでっちあげて、来てもらったんです」(栩原さん)  ホテルには式場にも使われるチャペルがあり、栩原さんはロマンチックなプロポーズを演出しようと意気込んでいた。 「ぼくはビシッとしたスーツを着て、チャペルでスタンバイしていました。ディナーの途中でスタッフの方に協力してもらい、『夜景がきれいなので見に行きませんか?』と由佳さんを誘導していただいて」(栩原さん)  花束を片手に小阪さんがチャペルに入って来るのを待っていた。緊張で胸が高鳴る。そして、ついに扉が開かれる——。
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サプライズの演出に微妙な反応
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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