「最後の数か月は私も彼女もあからさまに不機嫌そうな態度を取ることも増えていたし、潮時だったのでしょうね。事実、そう思った矢先の出来事でした。彼女が言わなかったら私から切り出していただろうし、別れることはその場で了承。こちらも『今までありがとう』と感謝の言葉を述べ、向こうも笑顔を見せてくれましたが彼女と会ったのはこれが最後。以降はお互い連絡を取ったりもせず、それっきりです」 　彼女との交際については後悔していないものの、「昔に戻れたとしても女子アナと付き合うのはもう無理」と佐々木さん。 「生活のリズムが完全にズレているため、男性が相当頑張らないと厳しいでしょうね。最初は大丈夫でも半年、1年と続けるのは難しい。スポーツ選手や芸能人、同じテレビ局の人とくっつく女子アナが多いのは、彼らのほうが生活サイクルが私のような普通のサラリーマンよりも相手に合わせやすいからだと思います」 　どんな仕事であれ、お互いスレ違いが多ければ恋人関係を続けるのは大変なもの。もし女子アナの方と付き合うチャンスがあっても相応の覚悟が必要なのかもしれない。 ＜取材・文／トシタカマサ＞ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。