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田中みな実から坂道シリーズまで。アイドル・女子アナ「この女優がスゴい」業界人が激白

 ここ最近、女子アナからフリーに転身した田中みな実や宇垣美里、鷲見玲奈といった元キー局アナや「AKB48」や坂道シリーズと呼ばれる「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」のOGや現役メンバーが地上波や配信ドラマ、映画などで“女優”としてメインの役どころで出演しているのを目にする機会が増えてきた。彼女たちの“人気や知名度あっての起用だ”とSNSでは揶揄されることも多いが、その演技力はいかほどのモノなのか?
舞台裏

※写真はイメージです

 そこで、テレビドラマや映画に関わる業界人たちに女子アナやアイドル出身“女優”の実力について忖度一切ナシで聞いてみた。

唯一無二の幸薄オンナになれる逸材・田中みな実

田中みな実

田中みな実の写真集『Sincerely yours…』(宝島社)画像はAmazonより

 ドラマ制作会社で働く40代のプロデューサー・A氏に話を聞いた。彼は、元TBSの女子アナだった田中みな実の演技力を高評価。 「田中みな実さんといえば、写真集『Sincerely yours…』で披露した美ボディーが魅力的なモデル、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)での歯に衣着せぬコメントを言う“バラエティーの人”というイメージ。’20年に出演したドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系、ABEMAほか)では眼帯を付けた謎の美女・姫野礼香役を演じていましたが、セリフも感情がこもっておらず、お世辞にも演技はうまいとは言えなかった……。  ただ、本人はマジメで研究熱心な性格のようで、それ以降の現場ではプロデューサーや監督、他の俳優に率先して演技について相談をしていたそうです。また、所属事務所が戸田恵梨香さんや有村架純さんなどが在籍する『フラーム』になり、役者業への自覚も芽生えたそうで、配役や作品の規模にかかわらず、オファーを受けるようになったそうです。その成果もあってか、セリフの棒読みは減ったし、感情の起伏を演じられるようになってきている。  ドラマ『最愛』(TBS)で演じた不幸な過去を背負ったフリーライター役、主演を演じた映画『ずっと独身でいるつもり?』では独身女性の揺れ動く心情をセリフだけでなく表情の説得力でも見せられるようになっていました。  普段のイメージとは全く異なる、幸の薄い女性像を演じるのがうまいので、今後は女優としても真っ当な評価を受けていくと思います」  現在放送中の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系、土曜午後11時~)でも、同棲する彼氏に翻弄されるアラサー美女・渉を巧みに演じており、本格的な女優になっていきそうだ。

ゲスト女優を脱却できそうにない鷲見玲奈

 その一方で、A氏が「演技向きではないかも……」と厳しい意見を漏らしたのは、元テレビ東京でフリーアナとして引っ張りだこの鷲見玲奈だ。 「スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ系)で女優デビューして以降、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』『警視庁・捜査一課長 Season6』(ともにテレビ朝日系)といった人気ドラマにゲスト女優として出演していますが、ちゃんと台本を読み込んできたのかなと思うほど、棒読みでビックリしました……。学生時代は女優を目指しており、自主映画などに出演していたそうですが、プロの演技力にはまだまだ達していない印象。刑事ドラマなどのゲストでセクシーな役どころとしては重宝されるでしょうが、女優向きではないと思います」  SNSでも演技力に対する辛辣な意見が多い鷲見玲奈だが、今後の成長に期待したいところだ。
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朝ドラで飛躍する乃木坂46メンバー
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テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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