コロナ禍の“特殊清掃現場”の実態「無意識に生活環境が悪化して…」清掃業スタッフが語る
「家の中は心の鏡」わずかな手間を惜しまない
孤独死に近い現場で、特殊清掃業務に関わり続ける鈴木さん。実態を知る専門家として、読者へとメッセージを投げかける。
「家の中は心の鏡だと意識してほしいです。心身ともに健康でないと、仕事もプライベートもだんだんと悪い方向に行くこともあるでしょう。シンプルに、生活の範囲だけは面倒臭がらず、キレイに。急病もあるためリスクをゼロにできるとは言えないものの、誰かが突然訪問したり、何があっても対応できる状態にしておいてほしいです。
せっかくコロナ禍で多くの人が自分の体調や健康について意識するようになったのだから、身の回りの衛生面についても改めて考えてみてほしいです。例えば、ゴミの回収も週に何度かあるかと思いますが、最低でも一度はゴミをまとめてきちんと出す。わずかな手間を惜しむだけで悪い結果を生むリスクも高まってしまうので、自身の生活をもっと大切にしてほしいです」
鈴木さんが語ってくれた「家の中は心の鏡」という言葉。その一言で、我に返る人たちも少なくないだろう。孤独死とコロナ禍の間に、直接的な因果関係があるとはまだ言えない。しかし、生活様式の変化で、私たちのリスクが高まった可能性があるのは頭の片隅に置いてもらえればと思う。
<取材・文/カネコシュウヘイ>
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