職業選択は投資と同じ。退職後に司法試験を目指すことの意味を問う
なぜ、退職後、人は司法試験を目指してしまうのか
でも、その気持ちが痛いほど分かったんです。何を隠そう私も銀行を辞めるとき、政治家になると大言壮語していましたから。これは高校生の頃から続く私の癖でした。部活を辞めたかっただけなのにアメリカに留学すると言って本当に行ってしまったり……。
だから、銀行を辞めた後、政治家になろうとして政治の道に少しだけ進んだことがあったんです。某地方議員の秘書みたいなことをして、政治のキャリアを積み上げられないかと模索しました。しかし、その世界は銀行以上に向いていなかった。忖度とか気遣いとか私には向いていないじゃないですか。地元を回って人の話を聞くなんて無理でした。絶対向いていない。私はほんの数か月のチャレンジでそれを見抜き、すぐに方向転換しました。
ところが、面接に来た彼はなんと3年もの間、司法試験を頑張ってしまったのです!! もちろん、合格はしませんでしたよ。合格していたら私が役員をやっている塾の面接になんか来ないですから。
面接する人とされる人の分かれ道
1969年、東京都生まれ。経済評論家。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、 臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一名誉教授に師事し、薫陶を受ける。リフレ派の論客として、『日本経済防衛計画』(扶桑社)、『経済で読み解く日本史 全6巻』(飛鳥新社)、『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書)など著書多数。テレビ、ラジオなどで活躍中。
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『あなたの給料が上がらない不都合な理由』 日本人が囚われている貨幣の幻想を打ち砕く“経済の掟"
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