更新日:2022年04月24日 14:39
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穴馬騎乗も多い成績好調騎手ベスト5。回収率170%超や一番人気ゼロ、内枠なら期待大の騎手も

「内枠の岩田康誠!」は健在

第2位 岩田康誠騎手  続いて第2位は、意外かもしれませんが大ベテランの岩田康誠騎手です。岩田康誠騎手は今年すでに重賞3勝。テイエムサウスダンとのコンビではフェブラリーSでも2着と活躍しており、とにかく大舞台での活躍が目立ちます。もともと成績にムラがあるタイプのジョッキーですが、今年はいい周期に入っているようです。もしかすると、息子・岩田望来騎手の活躍も刺激になっているのかもしれません。  そんな岩田康誠騎手の狙いどころは、ズバリ「内枠」です。もともと思い切ったイン突きや馬群を捌く競馬で結果を出して来たジョッキーですが、今でもそのスピリットは健在。2022年は19勝のうち5勝を1枠で挙げており、3着内率は40%と安定感も抜群。ビーアストニッシドで制したスプリングSも、1枠1番からの逃げ切りでした。

矢作厩舎とのコンビは信頼度抜群

第1位 坂井瑠星騎手  さて、今回栄えある第1位に輝いたのは坂井瑠星騎手です。坂井騎手は、もともと若手のホープとして注目されていましたが、ここに来て徐々に素質開花。バスラットレオンとのコンビではドバイのゴドルフィンマイルを制するなど活躍の場を広げています。レース後には流暢な英語を披露したことも話題になりました。  馬券的には満遍なく狙えるジョッキーですが、特に「芝よりはダート」で注目。もともと先行競馬が上手いので、前々で勝負することが好走に繋がりやすいダートの方が総じて成績が良くなっています。特に「師匠である矢作厩舎の馬でダートに出走」してきたら注目。2022年はここまで、25戦4勝、複勝率も40%、単複の回収率も100%を超えており、矢作厩舎×坂井瑠星騎手のダートは特注条件になっています。  というわけで、今回は2022年の好調ジョッキー5選をお送りしました。ジョッキーの成績は、我々が思う以上に波があります。今年いい波に乗れている上記5人の買いどころ、狙いどころを押さえておくと、これから盛り上がるクラシックシーズンの馬券にも大いに役立つはずです。 文/TARO
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