更新日:2022年04月24日 14:39
お金

穴馬騎乗も多い成績好調騎手ベスト5。回収率170%超や一番人気ゼロ、内枠なら期待大の騎手も

小倉芝で大暴れ!

第4位 丹内祐次騎手  続いては美浦の丹内祐次騎手です。現在36歳と、ベテランの域に差し掛かりつつある同騎手ですが、昨年は18年目にしてキャリアハイの38勝を挙げる活躍。今年もここまで16勝と、順調に勝ち星を積み上げています。  丹内騎手の狙いは明確。それは積極策&馬場読み力が生きる「ローカルの芝コース」です。丹内騎手は先行することが多いジョッキーとして知られていますが、加えて馬場を読む能力も高い。それが生きるのがローカルの芝コースというわけです。  特に今年は16勝のうち10勝を小倉芝で挙げており、3回に1回以上馬券に絡んでいます。妙味も抜群で、単勝回収率は176%、複勝でも120%買い続けていれば儲かる状況です。今後は同じローカルの福島や新潟でも狙う機会が増えるかもしれません。

東京開催での穴に注意

第3位 石川裕紀人騎手  続いて第3位は、美浦の石川裕紀人騎手です。昨年まではそこまで目立つことはありませんでしたが、今年は年明けから好調。昨年30勝に対して今年はすでに14勝と、この調子でいけば昨年を上回る成績を残せそうな勢いです。  石川騎手の狙いは、やはり「逃げ・先行馬」。とにかく積極的なので、積極策が生きる馬場状態やコースでは買いとなります。また、積極策が生きる短距離戦も狙いです。コロナ禍で筋トレにハマったことで成績が向上したとの話もありますが、もともとデビュー時は乗れる若手といわれた時期もあったジョッキーなので、今後さらに活躍の場を広げてくれるでしょう。これから始まる東京開催では、穴馬での一発が増えるので注意が必要です。
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1位はダートで勢いのある大注目騎手!
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