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モンスター客が弁護士だった…携帯ショップ店員「法廷に立たされている気分」

 接客業などの経験がある人ならば、一度は出会ったことがあるであろう「モンスター客」。モンスタークレーマーとも呼ばれているのだが、理不尽な理由で言いがかりをつけてくる人のことを指す。今回は、携帯ショップに現れたモンスター客について、2人のエピソードを紹介する。

「男に騙されて辞めろ!」店員の化粧や髪型に言いがかりをつける女性客

携帯ショップ

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 携帯ショップで働いていた高橋弘子さん(仮名・20代)。ある日、30歳前後の女性客Aが修理の相談で訪れたときのエピソードを教えてくれた。 「Aの契約内容を確認すると自然故障の保証期間は過ぎており、携帯会社が提供する保障パックにも加入していませんでした。最低でも1万5000円の修理費用が発生することが分かったんです」  もしも保障に加入していれば3000円程度で済む修理内容だったようだ。Aは、「普通に使っていただけよ! 私が費用を払わないといけないの?」と不満げだったという。 「気持ちは分かりますが、万が一に備えて保障パックに加入している人もいるのだから、修理代が高くなるのは本人の責任ですよね。ごねられようが、修理するならば払うという選択肢しか提供できませんでした」

45分間も続いたクレームの電話

 Aはいったん考えると言い、その日は帰って行った。しかし、Aの怒りの矛先は高橋さんに向けられることになる。数日後、Aから苦情の電話がお店に入ったのだ。しかもその内容が尋常ではなかったようで……。 「私が電話に出た瞬間から、罵声が飛びました。『後日店の前を通ったら、あんたが男の客に楽しそうに接客しているのを見た! 私には有償修理とか言っといて! 男には優しく接客して!』と一方的に怒鳴り散らされました」  高橋さんが、「有償修理になるというのはメーカーの返答ですので……」と冷静に返すが、「私は見たんだから! あんたは客が男だったら態度を変えるのよ!」と止まらない。 「私は老若男女を問わず、態度を変えることはありません。まして、男性に媚びるほど困ってもいません」
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