仕事

モンスター客が弁護士だった…携帯ショップ店員「法廷に立たされている気分」

まるで法廷に立たされている気分

論破 ここからは、「まるで容疑者として法廷に立たされている気分だった」と市川さんは振り返る。 「さらに、私が説明した全ての内容に対して、順を追って謝れと言ってきたんです。言葉を返そうものならば、理詰めされる。謝るしかないと思いました。一緒に来ていた妻までも同調し、『そうよ! あなたが言ったのよ!』などと責め立ててきたんです。ここは法廷かと思いました。とにかく、早く帰ってほしいというのが本音でしたね」  なぜ、こんなにも謝罪しなければならないのか。理不尽な思いでいっぱいだったと石川さんは話す。 「納得がいくまで謝罪しろと言い続けて、最終的にはスッキリした様子で帰って行きましたね」  何だったんだ、あの論破夫婦は……と、石川さんは苦笑いだった。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
1
2
3
おすすめ記事