恋愛・結婚

キャバ嬢とガチ恋した男の末路「コロナ禍で20万円のお金を貸したのに…」

彼女と連絡が取れないまま…

 それからしばらくして緊急事態宣言が発令。彼女が働いていた店は休業した。 「僕もリモートワークになり、常に家族と一緒にいる環境になってしまったため、彼女に連絡できなくなってしまいました。その後も自粛は続き、ようやく彼女の店に行けたとき、すでに彼女は退店した後でした。ママに聞いても『全然、出勤させてあげられる状況じゃなかったので、ろくに連絡も取れないまま辞めてしまった』とのこと。  振り返ってみると、騙されていただけなのかもしれないけれど、彼女が仕事に入れなくなったのは本当のことですし。今も生活が苦しいのかなと思うと、貸した20万円は追求できませんね……」  借用書もなければ振込明細はおろか、彼女に20万円を貸したという内容の記録すらない。どちらにせよ彼女に返済を求めるのは難しいだろう。  そもそもKさんは既婚者である。コロナ禍をきっかけに夢から醒めたと思うしかない。キャバ嬢に恋をした男の悲しい末路であった。 <取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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