恋愛・結婚

結婚式の天国と地獄。友人の悪ふざけで新婦号泣、“元カノ”との思い出を掘り返されて…

 “人生の晴れ舞台”である結婚式だが、たいていは予定通りにはいかず、思いもよらないハプニングが起こるものだ。果たして、それは天国か地獄か……。

結婚式で“元カノ”との思い出を掘り返されて…

結婚式

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 結婚式には家族や友人、親族など、多くの人が集まるが、“元カノ”の話を掘り出されてしまい「結婚式が台無しになった」と話す内野陽子さん(仮名・20代)。 「披露宴が始まり、高座にいる私たちのもとには、『一緒に写真を撮ろう』と友人が集まってきました。みんなに『綺麗!』と言われテンションは上がっていました」  そこに夫の友人グループが集まったときに状況は一変した。 「友人の一人が『俺、“カメ”を持ってきたんだよ』と言いました。私は何のことか分からなかったのですが、その言葉を聞いて夫は焦っていたんです」

“カメ”は夫が元カノと飼っていたペットだった

 友人は「カメじゃなくてカメラだったわ」とニヤリ。夫は内野さんの顔色を伺いながら「それはNGワードだ」と友人に伝えた。 「でも、酒が入り悪ノリしている友人たちは、もう制御がききません。『カメ』は、私と付き合う前に夫が半同棲していた彼女と飼っていて、別れたときにカメと一緒に夫の元を去ったそうです。そのことは、結婚前に知らされていました」  カメは夫をからかうためのワードであり、元カノを思い出させるものだったのだ。内野さんは正直、良い気分はしなかったそうだが、せっかくの晴れ舞台。何も言わずに笑顔を作り続けていたという。 「今までお世話になった家族や友人と最高の時間を過ごしたいと思っていました」
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友人たちの悪ふざけはエスカレート
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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