恋愛・結婚

結婚式のご祝儀をケチって「2万円」に。新婦からは嫌味のオンパレードで…

 6月といえば「ジューンブライド」。“6月に結婚すると幸せになれる”との言い伝えがある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が相次いでいた結婚式も次第に行える状況へと変化しているようだ。
ご祝儀袋に記名する女性の手元

写真はイメージです。以下同

 ​​結婚式に参列する際に必要となってくる「ご祝儀」。結婚式ラッシュが続き、「ご祝儀貧乏」に陥った経験がある人も少なくないはず。一般的に友人や職場の同僚であれば、相場は3万円だと言われているが、その相場をひょんなことから無視した結果、激しく後悔した人も存在する。

ご祝儀に「5万円」を支払って大後悔

 都内の会社で事務員として働く奈々未さん(27歳・仮名)は、4年前の親友の結婚式で「ご祝儀をあげすぎてしまっていまだに後悔しています」と話す。 「同じ高校の仲良し4人グループの一人の結婚式だったんですが、みんなは3万円のご祝儀なのに、私だけ5万円も出してしまったんです」  友人の結婚式で5万円は大盤振る舞いだ。20代前半でそこまでご祝儀を出すのはなかなかキツかったんじゃないだろうか。 「めちゃめちゃキツかったです。手取りが21万円だったし。それに結婚式って自分の服も買ったり、当日のヘアメイクもあるし、色々お金がかかりますもんね」

「そっと2万円返してほしかった」

 奈々未さんは「後悔している」と繰り返すが、そもそも、なぜ5万円も払ってしまったんだろうか。 「結婚の報告を兼ねた女子会があったんですけど、仲間内では初の結婚だから、かなり盛り上がったんです。それで、2次会で『ご祝儀は一律5万円にしよう!』っていう話になったんです」  ところが、結婚式の2次会で「5万円回収するために私も早く結婚しなきゃ!」と言った奈々未さんは、全員に爆笑されてしまう。 「全員笑いながら『え〜! まじで!』と驚いているんです。その場の“ノリ” で言っただけであって、誰もそんなに払ってないと。確かに、酔っていたとはいえ、同じ会話が何回も重複してたので、みんな払うもんだと思ってました。生活がカツカツのなかで頑張って出したからスゴイショックでした……」  新婦からは「こんなにたくさんありがとう〜!」というLINEが届いたが、もしも奈々未さんが結婚した際に同額のご祝儀を返してくれる様子はなかったそうだ。 「結婚する予定もないのでいいんですけど、お返しもみんなと一緒だったし、出来ればそっと2万円返してほしかった(苦笑)」  ご祝儀を払いすぎて後悔した人もいれば、反対にご祝儀をケチってしまい恥をかいた経験がある人もいる。
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ご祝儀をケチった結果
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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