恋愛・結婚

結婚式の天国と地獄。友人の悪ふざけで新婦号泣、“元カノ”との思い出を掘り返されて…

プランナーの誘導を無視!歩くルートを間違える夫

「お色直し後の入場の際、会場を練り歩くルートをプランナーさんが誘導してくれるのですが、主人はガン無視。ルートを間違える主人を引っ張るという小さな夫婦漫才を繰り広げながら進んで行きました」  そして、結婚式のクライマックスでもある新婦が手紙を読むシーンになった。そこでも夫のポンコツぶりが炸裂する。 「リハーサルでも『ここは感動するところなので笑いはなしです!』とプランナーさんに釘を刺されていました。そして『新郎様は新婦様が手紙を読みながら涙したときのために、ハンカチを持ちながら腰に手を添えてあげてください』とも事前に伝えられていたんです」  いよいよプランナーが手紙を持ってきて、結婚式での感動的なシーンを迎えるはずだった。しかし……。

新婦に渡すハンカチのはずなのに……

「主人は『ハンカチを出してください』と言われると、なぜかプランナーさんに差し出しました。プランナーさんは『私はいらないです』と。私は、“はぁ? そりゃそうだろ”と思いながら、怒りを通り越して笑ってしまいました」  二人は感動のシーンにもかかわらずクスクスと笑いが止まらなくなった。プランナーに「シー」と言われ、気持ちを切り替えるのに必死だったと振り返る。 「案の定、私は涙を一滴も流すことなく手紙を読み終えました。プランナーさんには『過去にこのような方はいないです』と笑われる始末です」  謝辞ではなぜか夫が号泣し、香川さんは「お前はなぜ泣ける?」と思ったそう。とはいえ、笑えるエピソード盛り沢山の自分たちらしい結婚式になったとか……。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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