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テレビで話題の“金髪大食い美女”の正体。月収数百万円のキャバ嬢がライバーに

「キャバ嬢よりも楽しそう」と思ったライバーの仕事

しおり

しおりさんのインスタグラムから

 そんなしおりさんが、ライバーという職業を知ることになったのはテレビ番組がきっかけだったそうだ。 「『有吉ジャポン(TBSテレビ系列)』で偶然にもライブ配信を軸に仕事をしているライバーの特集が放映されていたんです。それを見たことで、『これはキャバクラよりもっと楽しい仕事かもしれない』と思って。キャバクラは1卓で1人の方としかお話できませんが、ライブ配信であれば画面越しにたくさんの方と会話できる。これはものすごく面白そうだと思い、ライブ配信アプリを早速ダウンロードし、ライバーとしての活動を始めました」

キャバクラを辞め、ゼロから人気ライバーを目指す

 2019年、17LIVEでライブ配信をスタートしたしおりさんだが、その取り組み姿勢は「本気」そのものだった。  キャバクラをやりながらライバーの仕事も並行して行うのではなく、キャバクラを辞めてライブ配信1本で挑むことを決意。さらには、キャバクラ時代の客の力を一切借りず、ゼロからライバーとしての信頼と知名度を獲得していく道を選んだのである。  いわば何もアドバンテージがない状況で、ライバーという全く新しい職への挑戦だったわけだ。 「自分を追い込むために、これまで夜の仕事で関係を作ってきたお客様は引っ張ってきませんでした。とにかく『ライバーで成功したい』という一心で、自分の実力で勝負したかったんです」
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ライバードリーム
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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