更新日:2022年12月19日 13:02
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旧統一教会2世の元セクシー女優が語る半生「初体験のとき『地獄行きが確定した』と思った」

摂食障害で体重は28kgまで激減

統一教会

写真はイメージです(以下同)

 ももゆりさんも次第に追い込まれ、やがてウツと摂食障害に陥ってしまった。 「すべて悪霊のせいという理由で、教団の運営する韓国・清平(統一教会の本部がある)の病院に何度も入院させられました。一時、体重は28kgまで激減して、失神して目覚めたら、体中アザだらけだったことも。悪霊を追い払うために母が私の体を叩いていたんです。  教団の教えに心酔した母の“愛ゆえの行為”と頭で理解しても、悲しくてやりきれませんでしたね。なんでもっと目の前の私と向き合おうとしてくれないのか。神様にお祈りするよりも、私の気持ちを知ってほしかった」

異性への好奇心が抑えられず「地獄行きが確定した」と思った

 子どもの頃から「結婚するまで処女でいなくてはならない」と自由な恋愛や性交渉を禁じる「純潔教育」を受けた彼女も、20歳のとき好奇心が抑えられなくなったという。 「男性ってどんな生き物なのか、愛ってどんなものか知りたくて、出会い系で知り合った男性と初めてセックスしたんです。『結婚するまでセックスしてはいけない』と教えられていた私からしたら、セックスしたら真剣に付き合うんだろうな、って思ってもいました。でもそれも一夜限りの関係で、傷ついたし『もう地獄行きが確定した』と思いました」
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AVでは性欲を「当たり前のもの」と肯定できた
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