更新日:2022年12月19日 13:02
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旧統一教会2世の元セクシー女優が語る半生「初体験のとき『地獄行きが確定した』と思った」

AVでは性欲を「当たり前のもの」と肯定できた

統一教会 その後、ももゆりさんは実家を出て一人暮らしをするためにも水商売も始め、積極的に男性と関係を持つようになった。 「最初こそ自分を責めましたが、『一度堕落したからにはもう後戻りはできない』『だったらもう好き勝手やろう』って思うようになっていました。ただ小さいころから抑圧された環境で育ったせいか、自尊心が低いんです。必要とされたくて男性に貢いで、気づいたらAVに出てました。献金する親を笑えないですよね。  でもAVは本当に楽しかった。“異性と関わりを持ったらダメ”と育てられたので、見られることに興奮するし、SM系の作品で責められると『悪い子でごめんなさい』と痛みに安らぎを覚えて、解放される自分もいたんです。小さいころからマスターベーションをすることも禁じられていたので、AVでは性欲を『あって当たり前のもの』と肯定できるようになれたんです」

母親に見つかったときの反応は

 出演オファーは絶えず、自分の作品を楽しみにしてくれるファンの存在も励みになったという。 「ちょうど引越しをしていたとき、出演作のDVDを入れていた段ボールを手伝いにきた母親に見つかってしまって……いわゆる『親バレ』です。そのとき母親は言葉を失って、なにも言いませんでしたね。悲しそうな顔で『こういうことはやめてほしい』と言われた記憶があります。それはひとりの親として悲しんだのかもしれないし、自分の娘がサタンの手下になった、救ってあげなきゃと思っていたのかもしれない」
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「親を憎むのはやめよう」と思った理由
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