ニュース

コンビニコーヒー「無料でサイズアップ」の不正。大手3社の見解と対策は

コンビニコーヒー不正購入 逮捕者相次ぐ

コンビニコーヒー

写真はイメージです

 現在、コンビニのレジ横にコーヒーマシンが設置されている光景が当たり前となっている。気軽に本格的なコーヒーが飲めることで人気のコンビニコーヒーを、日常的に愛飲している人も多いのではないだろうか。  ここ数年、そんなコンビニコーヒーにまつわる事件が、しばしば発生している。今年4月に福岡県で起こったのは、70代の男性が100円で購入したSサイズのコーヒーカップに150円のMサイズ分のコーヒーを注いで逮捕されたという事件。また、似たような事件として、100円のコーヒーカップに150円のカフェラテを注いだ男が逮捕されたということもあった。  

たかが数十円を得をしたいのか

 Sサイズのコーヒーカップに、Mサイズ分を注いでも、カフェオレを注いでも、得をするのはたかが50円である。ほんの少しの差なのに、そこまでして得をしたいのだろうか。  多くのコンビニでは、レジでコーヒーカップを購入し、コーヒーマシンで飲み物を注ぐのはセルフ形式になっている。レジ内にいる店員からは見えにくい位置にコーヒーマシンがある店舗もあり、不正を働いてもバレないだろうという意識があるのだろう。  また、客が自分で押すボタン次第で出てくるコーヒーの量や種類が決まるため、ボタン1つで不正を行える手軽さから、つい魔が差してしまうのかもしれない。店員に咎められても「押し間違えた」という主張で逃げられる、と安易に考える人もいるように感じる。  コンビニコーヒーでの不正購入は、たかが数十円という小さいものだからこそ、安直な気持ちで手を出しやすい犯罪なのではないだろうか。
次のページ
実際にMサイズコーヒーをSサイズカップに入れてみた
1
2
3
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート