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コンビニコーヒー「無料でサイズアップ」の不正。大手3社の見解と対策は

 

不正を防ぐコンビニ各社の取り組み

 1回ごとの被害額は少額とはいえ、このような犯罪を全国各地で常習的に行われてしまったらコンビニ側も黙っていられない。コンビニ各社ではどのような対策をとっているのか、大手3社に質問した。広報担当者の回答は以下の通り。 セブンイレブン 「全国ほとんどの店舗で、サイズやメニューを自動認識するマシンの設置をしており、押し間違えを防ぐようにしています。お客様がサイズボタンの押し間違いをした場合は、お客様のほうからお申し出をいただくこともありますし、お店の側で『違うのでは?』と気づいた場合には、お声がけさせていただいております」 ファミリーマート 「ボタンを押し間違えてしまったら、お客様からお申し出いただくか、お店の方からお声掛けさせていただく場合がございます。お客様が誤って違うボタンを押してしまうことを極力防ぐため、コーヒーマシンの外部に、商品名・サイズの表記に加え商品画像も掲示しています」 ローソン 「弊社では、一部セルフの店舗もありますが、基本的には店員がコーヒーを注いでお渡ししており、お客様による不正購入はしづらい仕組みです。具体的な不正購入の報告は受けておりません。セルフ機械の使用時に誤って違うボタンを押してしまった場合には、従業員までお声がけいただきたいと考えております」

つまらないことで逮捕されないように

 各社それぞれ独自の取り組みを行い、不正購入について対策をとっていることがわかった。客側からしてみれば、不正購入しやすい環境に感じていても、お店側ではしっかり客の動向がわかるような仕組みがとられているのである。  たかが数十円のために逮捕されて、自身の経歴に傷をつけるのは本意ではないだろう。「バレないだろう」という安易な考えは捨て、人間何事も真っ当に生きるべきだ。 文/みなもとひかる
お酒は飲めなくてもおつまみ大好き。趣味はゴルフ・筋トレ・パチンコ・神頼みの自称清楚系純情女子ライター。長所は諦めが悪いこと。「なせばなる」「なんとかなる」をモットーに、何事にも全力で取り組みます!  Twitter:@minnapikapika
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