僕らだって、旅行先で道案内を頼んだ際に現地の外国人が一生懸命外国語で説明してくれていたら応援したくなるはずです。多少ダサくてもきっと気にしません。 　だからこそ、僕はタレントの出川哲朗さんをとても尊敬しています。「出川イングリッシュ」なんて馬鹿にされていますが、どんなにカタコトでも途切れ途切れになってでも、どうにか自分の考えを伝えようとするその姿勢には、全日本人が見習うべきものがあるのではないでしょうか。 　そう考えると、なんだか「英語ができるのでは」という気になってきませんか？　「英語ができない」と思い込まされている一番の原因は「ペラペラと流ちょうにカッコよく話さないといけない」と考える自分自身のプライドにあるのかもしれません。 　周りからよく見られたいという殻を破れば、意外と「あ、英語なんて簡単じゃん」と思えるかもしれませんよ。1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。（Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa）