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『ドラゴン桜』で東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

東大生はどんな「努力」をしているのか?

東大 皆さんは、ご自身を努力家だと思いますか? 「努力できることも才能」なんて言われることもありますが、やはりどれだけ才能があろうとも、まずは努力ありきのものだと僕は思います。  だからこそ、努力は大切なのですが……大変残念なことに「努力=苦労すること」だと思っている方が多いように感じるのです。 「毎日何時間やったから」「何年続けたから」、そんな苦労自慢ばかりで己の努力を振り返るのは非常にもったいないように思えます。

「勉強は苦労して行うもの」ではない

 たとえば、勉強。勉強という字は「勉(つと)めて強いる」と書くように、嫌なこと(でもやらないといけないこと)の代表格。だからこそ、苦しいことのように思われがちです。  僕の周りの大人に聞いても、教えている生徒たちに尋ねてみても、みんな「勉強は苦労して行うもの」というイメージがあるように思えます。  でも、それは大きな誤りなんです。たとえば、僕なんかは非常に面倒くさがり。上達のためにわざわざ苦労する道を通ろうなんて、夢にも思いません。さらに勉強に限らず、あらゆる分野で上達するためには、この「とにかくラクをしよう!」という思考法が役に立つと考えています。
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『ドラゴン桜』で描かれた「東大生の特徴」①
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