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梅沢富美男、ペットの“飼育放棄”問題に一喝「飼えないなら飼うなよ!」

犬猫を飼いたいなら犬猫の勉強を

梅沢富美男さん

梅沢富美男さんは「ペットを飼うなら勉強や準備が必要不可欠です」とお話されました

 あまりにも理不尽な理由で飼育放棄する人が後を絶たないという点においても、犬猫保護問題は社会的な問題となっています。そういった理不尽なことをする人に対して、梅沢さんが伝えたいことを伺いました。 「まずは『犬猫を飼いたいなら、犬と猫の違いくらい勉強しなさい』と思います。ネコ科のライオンとかを見ればわかるように、猫は単独で生きていく動物ですよね。犬はオオカミ見ればわかるように、集団で活動する生き物。だから根本的に別の生き物なのに、飼い始めた人のエゴというか『こういうものじゃなきゃ嫌だ』って決めつけてる。おそらく飼う前に可愛くお手をしているワンちゃんを見たりすると、そういう良いイメージだけがついてしまうのが理由なんでしょう。  でもそれは徐々に教えていってそうなるものであって、最初から大人しくて可愛い訳ではありません。自分の犬猫に対する良いイメージだけで飼い始めるのは完全なるエゴなので、ちゃんと勉強してから飼い始めてほしいです

教育できないのなら飼う資格がない

 続けて梅沢さんに、犬猫の教育についての話を伺いました。飼育放棄の理由はさまざまなパターンのものがあると聞いたことがありますが、飼い始めて数日で「思ってたのと違った」という、とんでもない理由もあるようです。そういった人たちに対して梅沢さんは「飼う資格ない」と強く言い切りました。 「老犬になって引っ越しや離婚など環境に変化があって飼育放棄してしまう人も良くないですが、子犬のうちに『思ってた感じと違った』みたいな理由で飼育放棄する人が一番許せません。『三つ子の魂百までも』という芝居の言葉があるんですけどね。3歳になってようやく善し悪しが少しわかってくる。それは親がしっかりと教育するからですよね。なんでそれができないのか。『できないなら飼うなよ。飼う資格がない』と思います。かわいいという気持ちだけでは、絶対にワンちゃんを飼ってはいけないんです」
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お年寄りが犬を飼いたいなら老犬の保護を
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元女子競輪選手。2021年の「ガールズケイリングランプリ」で優勝し、年間賞金女王の称号を手にする。2022年5月に競輪選手を引退。その後は保護犬・保護猫活動に取り組み、自身がメインとなるトークイベントやnoteなどのSNSで活動の発信を行なっている。Twitter:@g_mkb
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