お金

16歳東大合格男が力説「カネのない若者は、資産運用せず自己投資に全振りせよ」

自己投資の損切りラインを決める

撤退する猫 自己投資も投資なので、リスク許容度を明確にしないと痛い目に遭ってしまう。通常の投資では、誰もが「損切りライン」を設定していることだろう。 ・1年後の時点で、10%以上の損失が出ていたら損切りする ・一度でも100万円の損失が出たら損切りする  同様に自己投資においても、明確な「損切りライン」を設定することが重要だ。撤退基準さえあれば、集中投資は怖くない。もちろん投資に成功の保証はないので、「必ず幸せになれる」「必ず高収入になれる」なんてことはない。だから事前に賭ける時間とお金を決めておいて、マイルストーンが未達だったら潔く諦めるべきだろう。たとえば、1年間で100万円を賭けて全力で頑張ってみて、伸び代が見えなかったら諦めるとか。 『漢書』の「刑法志」に「善く敗るる者滅びず」という言葉があるように、人生においては負け方も重要である。許容できる負け方をしたら、「負けたらそこで試合終了」ではなく、「負けても試合続行」で新たな挑戦に向かえるからだ。 「自分の能力とその限界を知っている頭のいいトレーダーは、自分の引き際を知っている」――岩崎日出俊(経営コンサルタント、投資家) 文/東大AI博士・カリス
1993年、韓国生まれ。16歳で東京大学に合格。日本政府から天才認定(学生としては初めて、研究業績だけで永住権を取得)を受ける。博士(情報理工学/東京大学)。英・ケンブリッジ大学/独・ミュンヘン工科大学/伊・ミラノビコッカ大学で訪問研究。⽇本トップレベルの医療AI研究者であり、「みんな健康かつ笑顔で暮らせる社会」を実現すべく、医用画像データプラットフォームを手がけるCallisto株式会社を創業。YouTubeチャンネル『カリス 東大AI博士』にて、科学的勉強法・科学的思考法・AIなどについて配信中

誰でも“天才になる”方法

16歳で東大に合格した
元引きこもりの僕が教える逆転の思考法

1
2
3
おすすめ記事