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自然と深い眠りにつける!「寝る前の90分間」にやるべき4つのこと

アロマでリラックスするには

3)アロマなど、好きな香りを嗅ぐ!  アロマも言わずと知れた快眠法の一つですが、「好きな香り」というところがポイントです。脳は正直ですので、身体にいいとは言っても、嫌いな香りではリラックスできません。  アロマディフューザーを用意するのも面倒だと感じる人も多いと思いますが、アロマミストを活用すると手軽で便利です。私のクライアントも男性が多く、自宅にアロマディフューザーがない人がほとんどですが、アロマミストなら寝る前にパジャマの襟回りや枕元に1プッシュするだけで、自分の周りだけ好きな香りにすることができます。簡単だし効果も実感できると人気です。有名なのはラベンダーですが、気に入ったものであれば何でも構いませんので、ぜひお試しください。

布団に入ってから意識すること

4)布団に入って「呼吸瞑想」をする  睡眠医療の現場でも推奨されているのが「寝る前の腹式呼吸」です。副交感神経優位に切り替えてくれる有効な手段して患者様にも伝えられています。  そして、呼吸瞑想とは「腹式呼吸×瞑想」のことです。腹式呼吸は一般的に言われているやり方で大丈夫。鼻から息を吸って、少し止めて、口からゆっくり吐ききるというものです。  そこに瞑想を加えます。吸っている息、吐いている息に意識を全集中させます。余計なことは一切考えません。いかに無になるか。雑念が出てきても、すぐに呼吸に意識を向けます。それを2~5分程度繰り返します。  なるべく脳を無の状態にできたら、そのまま睡眠状態に入っていきます。
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翌日のパフォーマンスが上がる
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スリープコーチ。上級睡眠健康指導士。(一社)オルソスリープアカデミー代表理事。2016年に「快眠ほぐしサロン すいみん」(大阪市)をオープンし、約2万人の睡眠をサポート。また、企業向けに睡眠セミナーも実施してきた。2022年2月からニック・リトルヘイルズ氏と正式に契約し、アスリートに向けた睡眠指導も本格化。社会全体の睡眠の質を高めるために奮闘している。Instagram(@tatsutoyano)Twitter(@yanotatsuto

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