更新日:2022年12月17日 20:05
エンタメ

M-1準決勝、元ファイナリストが「最初のボケで決勝進出を確信したコンビ」

最初のボケで「決勝に行く」と確信

キュウ

キュウ

 5番手に登場したのが「キュウ」だ。最初のボケを聞いて「これは決勝に行く」と感じた。それぐらい面白く、発想力もあった。会場のウケも抜群で初の決勝進出を決めた。決勝の審査員の反応が楽しみなコンビだ。
ミキ

ミキ

 6番手は「ミキ」。天才兄弟漫才師も2018年以来、決勝から遠ざかりここ2年は準決勝の舞台すら踏めていない状況だった。久しぶりの準決勝の舞台で彼らはどんな漫才をするのか期待していた。  ネタは兄弟ならではの内容で、その中でも俺にはいいところをつけていたように感じたが敗退。巻き返しに期待したい。

たった1か月で2000万円獲得の好機

ヨネダ2000

ヨネダ2000

 そして、Bブロックのトリは昨年、コンビ歴わずか2年で準決勝に進出し、大きなインパクトを残した女性コンビ「ヨネダ2000」だ。今年も変化球な設定で後半はリズミカルに運び、会場を大きく揺らし、初の決勝進出を決めた。 「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」の決勝進出を2年連続で決めており、昨年は得なかったWファイナリストとなった。「THE W」決勝が12月10日、そして「M-1」決勝が18日でかなりのハードワークとなるが、2つの栄冠を勝ち取れば賞金はなんと2000万円となる。  賞レースの賞金総額が2150万円といわれている「かまいたち」には及ばないものの、たった1か月で2000万円を手中に収める可能性があるだけに「ヨネダ2000」から目が離せない。
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準決勝で唯一、納得していない結果
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1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)

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