更新日:2022年12月09日 11:26
エンタメ

SKE48荒井優希、プロレスとアイドル「先輩・後輩の関係」で成果を出すための共通点

アイドルとプロレスの“二刀流”に挑戦

@tuliptacosposter ビックベイビー #おしゆき #foryou #meme ♬ 原聲 – Tiktok Game
 そんな荒井さんは、アイドル以外にもTikTokユニット「おしゆき」や「令和のAA砲」と称されるプロレスのタッグチームを組むなど、精力的に活動している。  2019年7月に結成した青木詩織とのTikTokユニット「おしゆき」は、当初もう少しキャッチーな名前にする予定だったそうだが、「いい案が浮かばなかったので、チーム内で言われていた“おしゆき”をアカウント名にした」と荒井さんは語る。 「初めの頃はフォロワー数も意識していたため、毎日投稿することやバズるための企画は何かと常に考えていましたね。普通にやっていても駄目だなと思っていたんで、海外のトレンドを一番に取り入れようと、工夫していました。  TikTokの仕様上、自分の趣味や食べ物の投稿を閲覧すると、それに関連した内容のものがレコメンドされてしまうので、自分の見たいジャンルの投稿を見るのを我慢してでも、海外で流行っている面白そうなネタを探していました(笑)。今は不定期に投稿するような感じで、ゆるく活動していますね」  2021年に東京女子プロレスへの参戦を表明して以来、本格的にプロレスラーとしての活動も始めた荒井さんは、「2021年度プロレス大賞」(東京スポーツ主催)で新人賞を獲得するなど、着実に成長を重ねている。
赤井沙希(写真左)と荒井さん(写真右)

「令和のAA砲」としてプロレスタッグを組む赤井沙希(写真左)と荒井さん(写真右)

 2022年4月には、東京女子プロレス「Still Incomplete ’22」で赤井沙希との初タッグを結成。 「令和のAA砲」として名を上げるようになり、以降もプリンセスタッグ王座の戴冠や同タイトルの防衛など、まさに波に乗っているような状況だ。  じつは、赤井沙希とはタッグを結成するまで直接話したことがなく、関係者らと食事を囲んだ際も、「綺麗すぎてあまり話しかけられなかった」と荒井さんは吐露する。 「偶然にもプロレスのタッグマッチが組まれ、赤井さんと一緒にやることになったのが、出会いのきっかけになっています。実際にお会いする前からもSNSでDMをくれたりしていて、さらに同じ京都出身で芸能活動もしていることなど、共通点も多く打ち解けやすかったんですよ」

先輩後輩の関係を良好に保つ秘訣

 青木詩織とのTikTokユニット「おしゆき」、そして赤井沙希とのプロレスタッグ「令和のAA砲」はいずれも先輩と後輩の関係性だ。  良好な関係を保ち、お互いが信頼し合うために心がけている点について伺うと、「空気を読んで接しつつ、先輩であっても間違っていたら素直に指摘すること」だと荒井さんは話す。 「おしりん(青木詩織)さんは人見知りなので、私が会話の主導権を握って喋るのを意識しています。また、同じTeamKⅡのメンバーですが、基本的には敬語を使うようにしていて、言葉遣いにも気を配っていますね。  赤井さんはプロレスのことを本当に親身になって教えてくださっていて。褒めることはもちろん、改善した方がいいところはちゃんとアドバイスもくれるので、良き先輩として尊敬しています。両者で共通するのは、私の意見を素直に伝えること。後輩だからと変に顔色をうかがおうとせず、なんでも腹を割って話せるような雰囲気づくりを大切にしているんです」
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普段は見せないアイドルの裏側
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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