更新日:2022年12月19日 03:23
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2022年「ゲーム業界の大ニュース」BEST5。ポケモン驚異の大ヒットetc.

1位 『ポケモン』最新作、驚異のスタートダッシュ

シリーズ初のオープンワールド『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト

 2022年9月9日に発売された『スプラトゥーン3』は、発売後3日間の国内販売本数345万本とNintendo Switch向けタイトルの過去最高を更新しました。その記録をあっさり塗り替えたのが11月28日発売の『ポケットモンスター』シリーズ最新作『スカーレット・バイオレット』。発売後3日間の国内販売本数は405万本、全世界販売本数はなんと1000万本! 社会現象化した『あつまれ どうぶつの森』の世界累計販売本数4017万本に届くかが今後の注目点です。  ただ、今回の『スカーレット・バイオレット』はシリーズ初のオープンワールドとなったことも影響し、バグが多いとの不満も上がっています。海外ではグラフィック面においてもシビアなレビューが目立ちます。  とはいえ、初代『ポケットモンスター 赤・緑』をプレイしていた私にとっては、バグもまた『ポケモン』の味(?)。当時、コイキングをバグでミュウに変えた人も多かったのではないでしょうか。

ポケモン、ゼルダ、マリオ…夢が広がる

 ひとつ言えるのは、今回『ポケモン』がオープンワールド化されたことで、ゲームのオープンワールドが事実上の標準となったように思われます。来年にはオープンワールドタイトルの金字塔『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編『ティアーズ オブ ザ キングダム』も発売されます。  将来的には『ポケモン』と『ゼルダ』と『マリオ』のオープンワールドがすべてつながった超オープンワールド……なんて世界ができたら楽しいですね。  2022年を一気に振り返ってきました。2023年は、2月22日に「PlayStation VR2」、5月12日に『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム』、6月22日に『ファイナルファンタジー16』の発売が予定されています。来年も賑やかな1年になりそうです。 <文/卯月 鮎>
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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