恋愛・結婚

クリスマス直前に大失恋した女性。20代後半、高収入の彼氏に「許されなかった嘘」

「彼氏と過ごしなよ!」

「リーダー格がLINEグループで即座に『じゃあ、今年は紗羅は彼氏と過ごしなよ!』と返信してきました。私もすぐに『そういうワケじゃなくて、みんなにとってもいい出会いにもなるかもしれないし』と送ったんですが、返事がこなくて」  紗羅さんは慌てて彼氏に断りのLINEを送った。そして、そのスクリーンショットを送信。だが、リーダー格の意見は変わらなかった。 「変な提案しちゃったけど、私はみんなとの女子会の方が大切だから! と再三伝えましたが『気を使わなくていいよ!』としか言われず。ほかの子もリーダー格に気を使っているのか、私に気を使っているのか『せっかくだから彼氏と過ごしなよ!』って」  紗羅さんもさすがにこれは無理だと察知し、彼氏に事情を説明したうえで「やっぱりクリスマスは2人で過ごそう!」とLINEした。だが、悲劇は続く。

二兎を追う者は一兎をも得ず

「私が断ってきたので、彼氏はすぐに男友達に連絡をして『じゃあヤローだけで旅行に行こうぜー!』ってことで、レンタカーを借りてキャンプに行くことに決まったと。さすがに私だけ連れていくワケにはいかないからゴメン、ということでクリぼっちになってしまいました」  紗羅さんは「二兎を追う者は一兎をも得ずですね(苦笑)。女子会を取るか、彼氏を取るかハッキリしておくべきでした。なんとなく1人で過ごすのは嫌だなぁ」とうなだれていた。  クリスマスだからといって誰かと過ごさなければいけないワケではないが、大人でも「1人は寂しい」と感じる人は少なくないだろう。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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