更新日:2023年01月31日 09:49
スポーツ

ガールズケイリン女王が「グランプリの裏話」を語る。負けた6人は何を話すのか

車から降りるとカメラが回っている

高木真備さん

グランプリとなると、普段以上に裏側のカメラも多くなるとのこと。 
提供:公益財団法人JKA

 年間のトップを決める大会とあって、その注目度はケタ違い。出場する選手は競輪場に到着した時点で、いつもと違う空気感に包まれるようです。 「競輪場に着いたとき、車から降りると、すでに回っている状態のカメラを持ったスタッフさんが近付いてきます。もうそこからカチッとして行かなくちゃいけないのは、いつもと違うところですね。 その後は、取材などの予定が載っている一覧表がもらえて、その日だけのマネージャーみたいな人がついてくれることもありました。取材は多い人だと10社くらいはあると思います。でも、メディアによっては1番人気の人しか取材しないところもあるので、選手によって取材や写真撮影の時間に違いはありましたね」

グランプリ集合写真の裏話

「取材が終わると『グランプリジャージ』という記念の練習着みたいな服をもらいます。その服に7人全員が着替えて、バンク内で写真を撮ることがお決まりのパターンですね。他のビッグレースでも撮ることはありますが、絶対に撮るのはグランプリだけなので、その撮影のときも『グランプリに来たな』と実感が湧いてきます。
高木真備さん

高木真備さんが初出場を果たした、2016年「ガールズケイリングランプリ」の集合写真。 
提供:公益財団法人JKA

 そもそも季節的に寒いですし、薄着で屋外なので結構大変な年もあったんですけど……。去年に関してはとっても雰囲気よくて、たくさん笑いました。そのときの動画が東スポさんのYouTubeチャンネルに上がっているので、どんな感じで撮っているのか観てほしいです」
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レース後に分かれる“明”と“暗”の選手たち
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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