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「買ってはいけない福袋の見分け方」を解説。“お得に見える福袋”のからくり

食品系福袋で損をしないコツ

福袋

写真はイメージ

 MOMOTA氏が次に挙げたのは食品系の福袋について。こちらも損をしないためのコツがあるようだ。 「食品系の福袋は、有名なところでもギフトを福袋として販売しています。有名な食品会社などが福袋を出すとワクワクするじゃないですか。で、出た瞬間に私でもポチってしまうのです。しかしこれが届いた後に冷静になって中身の合計を計算すると、定価販売だったりするわけですよ。『それならば欲しい商品をバラで買ったほうが良かった……』となってしまいます。  なので食品系福袋で興味を持ったときは、必ず中身を計算してみましょう。ファッション系と違って、基本的に実際に販売されている商品の詰め合わせなので、計算してどのくらい得なのかをハッキリさせてから購入するのが損をしないコツかと思います」

ネットニュースでPRされている福袋は要注意

 年末になると「〇〇が福袋の販売を開始」といったネットニュースを多く見るようになる。これについてMOMOTA氏は「信じない方がいいです」と語った。 「ネットニュースで宣伝してる『こんなにお得な福袋はない』という商品は、私からすると『こんなに損する福袋はない』と言えますね。多くは案件だと思うので仕方ないかもしれませんが……。とある洋菓子店の福袋がネットニュースで取り上げられていたので、中身を一つひとつ計算してみたところ、こちらも定価通りで売られていました。  ただ、送料分が無料になっていたりするので、定価から考えて“損をしている”というわけではないですが、送料くらいの値引きなら自分が好きなものを買う方が良いです」
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店長のオススメ系福袋は得なのか
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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