今後、彼女はどのような活動を行っていくのでしょうか。将来のイメージについてもお話を伺いました。 「両親や友達、先生など色々な方々のたくさんの応援や温かさのおかげで今の私があります。受験勉強のときにもくじけそうになる瞬間が何度もありましたが、そのたびに手帳に書いてくれたみんなからのメッセージを読んで、もう一度前を向くことができました」 　自分には、自分を応援してくれた人たちがいる。その人たちの力添えがあったからこそ、今の自分が存在している。そういうと、続けて、以下のように述べてくれました。 「そのため、今まで私がたくさんの方からいただいてきた言葉の力を、私もどなたかに届けたい。言葉を通して、一瞬の共感や夢、勇気を届けたい。それが私の夢です。来年も言葉で全国各地の高校生に勇気や感動を届ける活動がしたいと思っています。今後も自分なりに、書くことや言葉を生み出すことに携わり続けていきたいです」 　いろいろな形でいただいた言葉やご自身の言葉を大切にしながら生きていきたいと語る松島さん。多くの学生たちに、夢や勇気を与えていってほしいと思います。 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。（Xアカウント:@Temma_Fusegawa）