アイドルたちの悲惨なバレンタイン「ファンからもらったチョコ」の末路は…
一時のブームに陰りが見えつつある「バレンタイン」。そんななかでもこの時期は大忙しなのが「アイドル」である。近年は、推し活の流れから「推しチョコ」という言葉も誕生。とはいえ、アイドルたちも人間。じつは恋人がいるケースも少なくない。アイドルと恋人、そしてファンたちのプレゼントをめぐる意外な顛末とは……。
メンズ地下アイドルの今西琉我さん(21歳・仮名)はバレンタインチョコをめぐり、彼女とひと悶着あったという。
「ファンの子にたくさんチョコをもらったのですが、僕は甘いものが得意じゃないので、いつも彼女に未開封のままあげていました」
琉我さんは、事務所から決められたキャラクター設定で“甘いものが好き”になっているそうだ。
「食べれなくはないですが、好んで食べないので。甘いものが大好きな彼女がかわりに平らげていたんです。それが去年は食べている様子がなく『チョコどうしたん?』と聞いたら、満面の笑みで『リサイクルしたよ』と言われました」
それは、琉我さんからもらったチョコを自分が勤める会社の同僚たちに義理チョコとして配ることだ。
「並ばなければ買えない店のチョコや限定チョコもあったので、もったいないと思ったみたいなんですよ。ネットで値段を調べて、社長や部長には高いもの、同僚にはそれなりのものをあげたそうです。まぁ、横流しした僕がいけないし、彼女がどうしようと勝手ですがちょっと“がめつい”と思ってしまいました」
さらに彼女は、ホワイトデーに同僚から豪華なお返しをもらい、琉我さんに「これ食べる? ひとつあげるよ」などと言われ、微妙な心境だったとか。
「いやいや、『あげる』じゃないでしょ? って(苦笑)。僕のおかげでもらえたんだから」
これがキッカケではないが、結局この彼女とは別れてしまったんだとか。
「彼女の行動が、いちいち目につくようになってしまいまして。節約上手というか、セコい! すっかり忘れていたけど、彼女からバレンタインチョコをもらっていなかったんです。『甘いものいらないじゃん』って。そういうことじゃないでしょう」
琉我さんは現在、彼女がいないというが「今度はファンからもらったバレンタインのチョコをあげても横流ししないで自分で食べる子と付き合いたい」そうだ。
ファンからもらったチョコの末路
彼女の行動が目につくように…

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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