スポーツ

サドルになりたい、結婚して!元ガールズケイリン選手が思わず笑いそうになった野次

プロポーズ的な声援も

高木真備さん

引退後は保護犬・保護猫活動を行っている高木さん。3月3日から京王閣競輪場にて初の冠レース「高木真備杯」が開催される。最終日には本人主催イベント「わんにゃんフェスティバル」も開催予定

 複数のガールズケイリン選手が印象的な野次として「サドルになりたいな〜」と言われた経験があると話している。ガールズの選手のなかには、このようなセクハラまがいの野次を受ける選手も多いようだが、高木さんはそういった経験をしたことはあったのだろうか。 「私はセクハラと言えるほどの野次はなかったと思いますが……。発走前に『結婚して!』と言われたことがありました。こういった声援をきっかけに、お客さん同士の特殊な掛け合いが始まることがあるんです。『結婚して!』の後に『いや俺がするんだよ!』という人がいて、その後にまた別の人が『お前じゃできねーよ!』と言ったり……(笑)。お客さんの顔は見ていないですが、こういったやりとりを聞いていると笑いそうになります」

ちょっとした言い争いが始まることも

 こういった声援は男子選手にはまずない、ガールズ選手ならではの声援と言える。なかには、愛を伝えるだけでなく、単に自分のタイプを大声で叫ぶファンもいるとか。 「『まきび愛してるー!』という声援の後にすかさず『オレもー!!』と言う人がいて、その後に別の人が『いやオレは〇〇ちゃんがタイプだよ!』と叫んでいたり……。普通の声援ならいいですが、集中しなくちゃいけない時に愛の告白をされたり、ちょっとした言い争いが聞こえてきたりすると、なんだか集中しにくい感じにはなりますよね(笑)」
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戦法を指示するファンも…
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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