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Amazon「5つ星レビューで2000円ゲット」は裏バイト? 弁護士に聞く

怪しいメールの見極め方と対策

 サクラレビュー以外にも、怪しい内容のメールは多い。筆者のもとには先日、「PayPay」から身に覚えのない利用明細のメールが届き、思わず開いて「ご利用明細を確認する」をクリックしそうになった。
サクラレビュー

筆者のもとに届いた、身に覚えのない利用明細

そういう身に覚えのないメールは全部、怪しいと疑ったほうがいいでしょう。対策としては、届いたメールからアクセスせず、ブックマークしている公式サイトから自分宛のメッセージや利用履歴を確認することが大切です。不安なときは躊躇せず、公式サイトから問い合わせてみてください」と、金田先生。  サクラレビューも含め、怪しいものを見抜く力を養い、かかわらないことが大切だ。また、「グレーな行為」のサクラレビューやステマも、トラブル発展やブラックな世界への入口となる可能性がある。罰則がないからと安易に手を染めるのは、危険だと肝に銘じておきたい。 <取材・文/山内良子> 【金田万作】 第二東京弁護士会所属の弁護士。専門は投資被害やクレジット・リース関連など消費者問題。消費者問題の研究会や弁護団に所属し、ベネッセの個人情報漏えい事件では自ら原告となって弁護団も結成し、最高裁で逆転勝訴(差し戻し)となった。 Twitter:@mansakukanada
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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