『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 　カード牧場作戦を始めますっ！！ 　ゲーム内コインTSUBASAUT（以下UT）は出金できなくなってしまったので、無用の長物となってしまいました。せっかくならそのUTをゲーム内で使い倒し、選手カードを強くして高値で売ろうという作戦です。 　カードの売買は仮想通貨“MATIC”を使います。MATICには出金制限はありません。そのため、NFTカードを売りMATICを稼ごうという算段です。 　いや、それにしてもヒドイのが「出金手数料50％」なんかまだ手ぬるくて、真にヤバいのが「出金可能額の抑制」。50%でもなんでも、「とにかく“出金”自体をさせない。規制しよう」という所業！　鬼か！！ 　新しく始まったモード「アリーナ」はTSUBASAGT（以下GT）を使い、GTを稼ぐモードです。こちらは景気の良い話もチラホラ聞こえてきました。 「一撃18万円稼げる」とかなんとか……。 　僕は指を咥えて見ているだけです。参加条件を満たしていないので入れません。 　まるで子供の頃に家にゲーム機がない子のような寂しい気持ちになりますね……。 　でも「新しい遊び方を編み出して、みんなの輪に入ろう！」というのがこの“カード牧場作戦”です。 　続けていけばそのうちアリーナもできるようになりますし、そのときまた引退するかは考えます！ 漫画・文／ハッシー橋本愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84