更新日:2023年03月22日 17:13
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少年隊・錦織一清57歳がいま振り返る、あのときジャニー喜多川氏が考えていたこと

少年隊にとって同期という存在は微妙だった

錦織一清――少年隊はレコードデビュー前からたくさんの活動をしていましたが、同年代のアーティストたちとはどんな関係性だったのでしょう。 錦織:僕たちは正直、変な意識を持たれてたんじゃないかな。同年代というと、キョンキョン(小泉今日子)とか(中森)明菜ちゃんとかになるけど、僕らはレコードを出さずに、一緒の番組とかに出ていた。だから変な疎外感があったんだよね。フジテレビの「夜のヒットスタジオ」といった大きな番組にも出してもらったり。  それで、今度は二十歳を超えてから「仮面舞踏会」でレコードデビューして、その頃にはすでに歌番組とかにもバンバン出ていたから、今度は1985年組の山瀬まみちゃんとかに、同じデビュー年とは見られない。だから僕らには同期という存在は微妙でしたね。歌番組でも、ほかのアーティストとはあまり口をきいたことがなかったな。 ――そうなんですね。 錦織:唯一「歌のトップテン」かなにかに出たときに、たまり席で荻野目洋子ちゃんが話しかけてくれて「ねえ、錦織くん。どこかにいいジャージ売ってませんか?」って聞かれたことがあったな。僕らは合宿所から局に入って、そのまま楽屋にも行かずにリハーサルばっかりしてたから、洋服もジャージだった。だから錦織イコール、ジャージのイメージだったのかもしれません(笑)。まあ、それは今もか(笑)。荻野目ちゃんもダンスレッスンとかしてるタイプだったから聞いたんだろうね。でもビックリしたな。それくらいしか当時話した記憶はないです。 【インタビュー後編を読む】⇒「本音を言うね」少年隊・錦織一清が明かすサブスク解禁と“ジャニーズへの想い” <取材・文・撮影/望月ふみ>
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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