エンタメ

芸能界から失踪した「ミスマガジン」中川美樹のその後。実は一般男性と交際1ヶ月で結婚していた

苦難もありつつ一児の母に

 2021年7月、当時はコロナ禍の真っ只中で、挙式は親族だけで済ませたそうだ。また、妊娠時は体重が20キロ増え、もともと弱かった膝を傷めてしまい、一時は歩けなかったという(その際は共通の友人である鍼灸師が呼ばれたとか)。  出産は普通分娩から緊急帝王切開に切り替わったとのことで、なかなか難航したようだった。  出産から3ヶ月後、筆者は中川に会いに行った。相変わらず優しく、愉快な雰囲気で迎えてくれた彼女だったが、もともとGカップだった胸は、妊娠・出産によりMカップほどに育っていた。  また、帝王切開から3ヶ月経つというのにまだ傷口がうまく塞がっていないとのことで彼女は顔色が悪かった。にもかかわらず、自分以外の面倒をまっ先にみている姿は、なかなか大変そうで、そんな彼女のことが心配だった。  とはいえ、結婚してよかったことを聞いてみると、それは「息子に会えたこと」だという。現在1歳の息子は一人歩きもするし、なんでも口に入れてしまう時期なので一時も目が離せないが、中川に似て、色白タレ目でよく笑う。  このまま彼女のように愉快で優しい人間に育ってほしいと筆者も願う。育児でほとんど眠れない日が続いているらしいが、息子と過ごす中川美樹は幸せそうだ。

なぜ交際1ヶ月で結婚したのか

中川美樹と筆者(麻衣阿)

中川美樹と筆者(麻衣阿)

「“そうだ!京都に行こう”的な感覚で“そうだ!結婚しよう”と思ったから、あれよあれよという間だった(笑)」  中川はそう話すが、「人気グラドルが交際1ヶ月で結婚!?」と、今回のタイトルには少なからず驚いた人もいたと思う。  彼女の突発的な行動自体は、筆者もそれなりに免疫があった。それも含め、結婚の件は、どこか必然的な面もあったかのように思うのだ。  どうして彼女が人生の大きな転機をこんなにもあっさり決めたのか。  あくまで個人的な憶測でしかないが、理想の“アイドル”として生きることに、苦しんでいたようにも思う。その理由を以下に記していく。
次のページ
理想の“アイドル”は自由を求めて飛んでいった
1
2
3
2社10事業を経営する現役モデル。大河ドラマやオペラ出演など、表舞台で活躍しつつ、イベントや舞台を100企画主催、グラビア作品を100本プロデュースする。辰巳出版『実話ローレンス』、講談社『with online』など、男性向けから女性向けまで幅広く記事を執筆する。Twitter:@MaiaUmetani、Instagram:@maiaumetani

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ