「薄毛に生まれてよかった」コンプレックスを強みに変えるコミュニティーに潜入
だれでもひとつは“コンプレックス”を抱えているもの。その代表が“薄毛”です。日本には薄毛というコンプレックスを乗り越えた人も、これから乗り越えようとしてる人も参加できるコミュニティがあるのをご存知ですか?
今回は「HAGE会」「NOHAIRS」という2つのコミュニティにリアルな声を聞きました。なにかしらコンプレックスを乗り越えるヒントが見つかるかもしれません。同じ悩みを共有する“同志”が集まれば、もはや怖いものなし?
まずは「HAGE会」のメンバーにお話をうかがってみました。
――HAGE会はいつから活動していますか?
SALAさん:2019年2月に発足しました!
――HAGE会のポリシーや目的を教えてください。
Lokiさん:HAGEであることに前向きな人を増やすこと!
KIYOさん:キッカケは皆同じだが、そんな仲間が集まることで自分たちをより開放できる場所を作りたい。
――普段はどんな活動をしていますか?
SALAさん:基本的には毎月集まれるメンバーで集まって(15〜25人くらい)飲み会を開催しています! 今までに挑戦したことは……。
・ミスコンの盛り上げ隊(「Miss Viviana Japan」にて2年連続でパフォーマンスを実施)
・HAGE行(滝行数回)
・HAGEボーリング
・HAGEボート
・HAGE屋敷(花屋敷)
・浅草神社HAGE巡り
・プロレスHAGEサポーター
・お祭りHAGE神輿
・HAGE運動会
・HAGE農業
・HAGE筋トレ
――HAGE会に入るには?
ハゲマネさん:HAGE会に入っている方からの紹介だったり、インスタのDMからなど。
Lokiさん:HAGEである以外、(条件は)特にありません。HAGE会の根底にあるのは、コンプレックスを乗り越えること。HAGEであることを自分の個性や強みに変えた人ばかりが集まっています。そのことに共感してもらえれば、HAGEでなくても入ってもらっていいと思っています。
――今後の展望や野望は?
Lokiさん:ずいぶん人数が増えてきました。集まって外を歩けば、意図せずとも、もの凄い注目を浴びますし、それはけっこう気持ちの良いものです(笑)。個人的には、富士登山をやりたいですね。能動的に何かをやるというよりかは、見た人が面白がってくれて、バズったりすれば愉快だなと。
SALAさん:毎月の恒例飲み会をしながら、年に2〜3回は新しい事にもチャレンジしていきたいとは考えています!
――あなたにとって“ハゲ”とは?
ナカムラさん:なにも気にしてない。
むかゆうさん:強み。
ゴニーさん:勇気。
マナブさん:運命。
Ryoさん:天からのギフト。
Bin Haraさん:オリジナルファッション。
がくさん:良くも悪くも人生を変えてくれた。
――日本に求めたい“ハゲ”の認識は?
SmileSpiceさん:ポニーテール、ツーブロック、ショートボブなど、ヘアスタイルのひとつに。
むかゆうさん:ボディポジティブならぬ、ヘアポジティブ!
Sadaさん:髪がないと見下すようなくだらない振る舞いが減ること。コンプレックスマウントがなくなることを望みます。
ザッシーさん:海外と同じように当たり前になってほしい。髪が少なくなったら思いっきり剃っちゃおう!
ゆーじさん:今のままでOK
名無しさん:スキンヘッド=怖い人の認識はやめてほしい
みっきんさん:ハゲということで注目や認識されない“普通”のスタイルになってほしい
――あなたにとってHAGE会はどんな場所ですか?
ナカムラさん:ハゲが沢山いる場所
SmileSpiceさん:心が裸になれる場所
ゴニーさん:異様な場所
ザッシーさん:楽しい場所。他の交流会では会えないような人材の宝庫
youさん:いつでも迎えてくれる同郷の様な場所
Ryoさん:年の差を感じない大人の遊び場
――今後、HAGE会でやってみたいことは?
ナカムラさん:ギネス記録に挑戦!
まるちゃんさん:ドバイでHAGE会
monmonさん:キャンプ
乗せ師さん:ラグビー観戦
Ryoさん:関西でもHAGE会を開催したいので企画します!
薄毛は個性!コンプレックスがあなたの強みに
“ハゲ”の認識をヘアスタイルのひとつにしたい
2社10事業を経営する現役モデル。大河ドラマやオペラ出演など、表舞台で活躍しつつ、イベントや舞台を100企画主催、グラビア作品を100本プロデュースする。辰巳出版『実話ローレンス』、講談社『with online』など、男性向けから女性向けまで幅広く記事を執筆する。Twitter:@MaiaUmetani、Instagram:@maiaumetani
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