お金

空前のブームに沸くサウナ業界。ホテル、スーパー銭湯…いまからでも間に合う有望銘柄とは

サウナ×アフターコロナ銘柄のシナジーに期待大!

 企業のサウナ事業に詳しい個人投資家のかっちゃん氏は、サウナグッズを手がける企業に注目する。 「ジンズホールディングス(東P・3046)も面白い存在です。度を入れることができ、サウナだけでなく普段使いもできる『サ陸両用メガネ』を開発し、一躍話題となりました。 コロナや材料費の高騰問題によって営業利益が伸び悩んでいますが、サウナ需要拡大の波にうまく乗り、全体の売れ行きを上げる起爆剤となれば化ける。年間配当予想は50円に上方修正されるのでは」  サウナ事業を行っている意外な企業も狙い目だとも。 「コインパーキング経営のパーク24(東P・4666)は、サブビジネスとして『スパ・レスタ』というサウナを手がけています。外出自粛が明けてからはコロナ前の水準に戻ってきており、メイン事業の安定感からも食指が動きやすい。あと3割くらい株価は上昇するのでは。 また、不動産業の東京楽天地(東P・8842)も温浴施設を運営。業績は下降気味ですが、売り上げの65%を占める不動産業がしっかりしているため、基盤は固い」
かっちゃん氏

かっちゃん氏

アフターコロナの恩恵を受ける企業が狙い目

 外食チェーンなどアフターコロナの恩恵を受ける事業を手がけつつ、サウナも運営している企業は狙い目だという。 「飲食やアミューズメントなど幅広い事業を展開するDDホールディングス(東P・3073)は、今年に入って株価がV字回復。今期経常は78%増益予想の注目株。 神奈川県にある8ホテルの運営で有名です。今後はホテルでのサウナイベントなどサウナ事業の拡大に力を入れると明言しており、今期要注目では」  サウナ関連銘柄の熱波は冷めやらない。
次のページ
伸び代高めのサウナ関連企業
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ