恋愛・結婚

夫のDVから逃げて「年下君」と社内不倫。子持ちアラサー女性が大後悔するまで

年下の彼氏にどっぷりハマってしまった

「そのうち、旦那にはバレバレの嘘をついて年下君と会うようになっていました。ただ、旦那にも女性の影が見え隠れしていたので、私がいないほうが好都合だったのだと思います。子どもを保育園に迎えに行くなど面倒を見てくれていた両親には申し訳ない気持ちでした」  自分自身を止めることができない美里さん。そしてついに、「美里さんといっしょになりたい」と繰り返す年下君のため、旦那との離婚を決意。年下君のことはヒミツにし、暴力を振るう旦那と別れるためにお金を貸してほしいと両親を説得したのだ。 「旦那には多額の慰謝料を要求されましたが、向こうに女性がいたことや両親が雇ってくれた弁護士が間に入ってくれたこともあり、それほどモメることもなく、離婚話はスムーズに進みました」

子供の親権も持つことになったのだが…

離婚 多額のお金を支払うことで、自宅の名義は美里さんに移してもらうことに成功。子どもの親権も美里さんが持つことになり、話はまとまった。そのタイミングで、ウキウキしながら年下君に離婚したことを伝えたのだが……。 「私が年下君といっしょになりたいと伝えると、『子どもいるのに無理でしょ。現実見て。僕は、いっしょになりたいという理想を口にしただけ。将来の具体的な話もしていないのに、その気になって怖すぎる』と、デート中にもかかわらず帰ってしまいました」  その日はもちろん、翌日以降に連絡しても応答がなく、職場でも無視され続けている美里さん。あの楽しい時間は何だったのかとキツネにつままれたような気分に陥りながら、旦那との離婚時にお金を立て替えてくれた両親への返済を毎月続けている。 <取材・文/夏川夏実>
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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