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読むと胃が痛くなる!? 漫画で学ぶ「やってはいけない投資術」

漫画の登場人物

FX戦士くるみちゃん【福賀くるみ】 大学3年生。FXでの損失を苦にして自殺した母の仇討ちのためFXを開始。強運に支えられ相場を乗りこなす 【小金萌智子】 くるみの同級生。資産は1000万円超え。友達を逆指標にして稼ぐなど人間性はともかく金儲けの才は随一 【高根やす子】 デザイナー志望のフリーター。あふぃちゃん名義でFXブログも運営。友人思いの人格者だがトレードは下手 【山師芽吹】 くるみの後輩。初心者で知識がなく勉強意欲もない。損切りできず手をつけてはいけない学費で投資をする

人の意見を鵜呑みにする投資家は負ける

 投資初心者の後輩キャラ、山師芽吹も海外FXにハマってハイレバ地獄に沈んでいく。しかも先輩の小金萌智子に投資アドバイスを求めるが、萌智子は「私も売りを入れたよ」と言いつつ、実際には買いボタンをクリック……。まさに血も涙もない闘いだ。 「投資においては、人に頼るのはよくありません。先輩である萌智子ちゃんのアドバイスで安心した芽吹ちゃんは売りポジションが損切りできなくなる。ただ、萌智子ちゃんは投資家としての理想像の一つではありますよね。実は僕も気になる銘柄名でツイッターを検索し、含み損を抱えた人を探して監視することがある(笑)。性格の悪さが露呈するので言いたくないのですが、その人が耐えきれずに損切りしたタイミングで買うんです。多くの人が『もうダメだ』と思ったときが大底になることが少なくないからです」  4人の主要キャラクターは、でむにゃん氏の分身でもある。 「自分に近いと思うのは、くるみちゃんの強欲な部分ですね。僕は利益を一度引き出しても、欲をかいてまた入金して負けてしまうので勝ち逃げできない。せっかく含み益になっていたのに建値まで戻ってきて、そこで切ればいいのに欲に負けて損失になってしまうこともありますから」  エンタメだけでなく、反面教師としても優秀な作品だ。
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やってはいけない投資術
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