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「は?俺らを脅してんの?」甘やかしが生んだ“迷惑客”が怖すぎる…店長が後悔した中身

 本来は売上に貢献してくれるはずのお客のなかには、恐怖やイラつきを与える迷惑なヤツもいる。読者のなかには、サービスやスタッフの対応が気に入り、足繁く通っているお気に入りの店がある人も多いのではないだろうか。お金を落としてくれる常連客は店にとってもありがたい存在のはずだが、いつの間にか一線を越えて“迷惑客”と化してしまう人もいるようだ
バー

※画像はイメージです(以下同じ)

店員気取りがエスカレートした迷惑客

 立川耀司さん(仮名・38歳)は、お客さんとスタッフが垣根を作らず、本音や気さくに話ができるような店を作りたいとの思いから脱サラ。バーの経営をはじめた。独り身で実家暮らしのうえ会社員時代の貯金もあったため、料金もリーズナブルに設定。 「すぐに常連さんもでき、半年ほどで理想的な環境になりました。N奈(23歳)がやってきたのはちょうどその頃です。気さくで明るく、よくしゃべる。飲むお酒の量は多くないが、ほかのお客さんとも楽しく話してくれるので助かっていました」  立川さんは感謝の気持ちを込め、おつまみやお酒、料金をサービスすることも頻繁にあったとか。少し気になっていたのは、N奈さんの口調。キツめのツッコミといえば聞こえはいいが、慣れてくると相手を見下すような言葉を浴びせることがありヒヤヒヤするように。

大学生のスタッフに指図するように

「それだけでもモヤモヤしていたのに、そのうち、お酒に酔うといつの間にかカウンターに入ってくるようになったんです。そして、お客さんの相手をするだけでなく、予約が入ったときや週末だけ手伝いに来てくれていた大学生のスタッフにも指図するようになりました」  そのうち、まるで自分の店かのように振る舞いはじめたとか。反発することもなく従っている大学生のことが気の毒になり、どのタイミングでどういうふうに注意すべきかと考えていたとき、追い打ちをかける出来事が起こる。
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「私が店に入るなら指名制にして」
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フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意

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