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シャツを羽織って“野暮ったくなる人”の特徴。「違和感を清潔感に変える」テクニック

湿度が高い梅雨の時期は、サラっと羽織れるシャツアウターが活躍します。今から真夏まで活躍するシャツアウターといえば、リネン生地が定番ですが、今年はシアー生地(薄手の素材)も人気です。 さて、Tシャツに羽織る着こなしでは、シャツアウター自体の「選び方」にくわえて、Tシャツやパンツの「合わせ方」も見逃せません。バランス次第で印象がガラッと変わるからです。 そこで今回は、「シャツアウターの着こなし術」について、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がポイントを解説します。
シャツアウター

筆者近影

おすすめは「無地」だけど…

今季のトレンドとして、柄シャツが増えていますが、“大人カジュアル”ならば、無地をおすすめしたいです。というのも柄物は、選ぶ人のセンスが色濃く反映されてしまうため、難易度が上がってしまうのです。 とはいえ、無地だからといって、どれでも良いワケではありません。夏のコーデ全般に通じるポイントですが、重ねる枚数が減るため「一着あたりの影響力が高まる」からです。なかでも「質感」次第で、シャツアウターの印象はガラッと変わります。

白無地のTシャツに羽織るだけで爽やかに仕上がりに

方向性として、シワの風合いを楽しむザラっとしたリネンシャツならば、カラフルなものがおすすめ。一方、白や紺などベーシックな色合いを選ぶならば、近年増えているウォッシャブル生地が良いでしょう。 麻のリネンシャツは、白無地のTシャツに、カラフルなリネンシャツを羽織るだけで、爽やかに仕上がるでしょう。一方ウォッシャブルの生地ならば、洗濯機に入れても、シワが悪目立ちしない化学繊維で織られているのですが、生活感を削いだ低彩度の色合いがマッチするからです。
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インナーTシャツのサイズ感が大切
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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