「お金持ちかどうかは靴を見ろと昔から言いますが、これは本当によく当たります。靴がキレイに手入れされていたり、靴を脱いだときにきちんと揃える人は、高収入だったり育ちがよかったりすることが多いです。あと、下品な下ネタを言わない人」 　菜摘さんは、いろいろなブランド品をゴチャゴチャ付けている人はNGだと言い、完全な偏見ではあるが「同じブランドで統一したり、違うブランド商品でも色合いや雰囲気を上手に合わせて着こなしたりしている人が狙い目です」と続ける。 「笑い方や話し方が下品な人は、お金を持っていてもケチな人やギャンブルなどにつぎ込む人が多い印象を受けました。そういう細かいところまで観察して傾向を探り、自分なりにアプローチする男性リストを作成。付き合う男性からは、いい思いをさせてもらっています」 　選りすぐりの既婚者と夜を共にし、経済的な支援も受けているため、定職に就かずアルバイトのみの生活が5年以上も続いている。貯金がある程度たまったこともあり、「いまなら、お金がなくてもテクニックを持っていそうな既婚者ならウエルカム」だと言う。 　また、既婚者は後腐れがないケースがほとんどでラクな反面、突然別れがくることもあるため、常に二股状態をキープ。そのため、いまは心もカラダも満たされる。だが、既婚者の妻に申し訳ないという気持ちにさいなまれることもある。 「それに正直、運命の出会いや一途な恋愛には憧れます。結婚もしたいし、子どもがほしいというのが本心。本気で愛されている、選ばれているという実感が得られないことが続いて、人を好きになることが怖くなったのだと思います」