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エコノミークラスの座席を“ビジネス級の快適さ”に変える方法。数万円で「眠りに特化した空間」が

NZ航空でさらに新しいスカイネスト

ニュージーランド航空

エコノミークラスの一角にできるスカイネスト(提供:ニュージーランド航空)

 ニュージーランド航空は今年、スカイカウチとは別の新たな眠れるサービスを始めると発表した。「エコノミースカイネスト」は、座席とは別に眠れるポッドという6人分の空間を作った。オークランドから米国への超長距離路線向けのサービスで、4時間で区切って予約した乗客がポッドを使用できるサービスになる。2024年からサービスはスタートする。  発表された運賃は、日本円に換算して3万5000円から5万円程度になる予定だとのこと。時間で区切られることにはなるが、エコノミークラスでも足を伸ばせる環境は貴重だ。  満席の場合はこれらのサービスは提供されないが、予約数によってエアラインから個別にお誘いメールが来た場合、市場価格よりも安い場合がほとんどであり、購入する価値はあるだろう。エコノミークラスでも良心的な追加料金で疲労が軽減できるサービスが増えてきたことを歓迎したい。 <取材・文/北島幸司(特記以外筆者撮影)>
航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「Avian Wing」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram@kitajimaavianwing
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