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父娘コンビ・完熟フレッシュの今…「反抗期でも、やめようとは思わなかった」

反抗期でも「やめようとは思わなかった」

――過去のインタビューで高校時代に反抗期があったと語っていますが、どちらか一方から一旦活動を休止しようという話になったことはないですか? レイラ:休止の話はなかったですね。舞台で一緒にいなきゃいけないのって数分だし(笑)。収録とかお仕事で一緒になっても、数時間だけでいいじゃないですか。それ以外は話さなきゃいいからっていうのはあります。お笑いが嫌いとか、そういうわけではまったくないので、やめようみたいなことは思わなかったです。 57 CRAZY:現場に行っても、ほかの人とは仲いいし、僕にだけ反抗するだけなので。ライブとかに行くのは好きだったみたいですよ。 ――先輩の女性芸人さんに何かしら相談することはなかったですか? レイラ:2年前に漫才協会に入ったんですけど、所属してる女性の芸人さんと一緒にご飯とかディズニーランドとか行ったときに話すってことが多かったですね。そういうときは恋バナもあるし(笑)、普通に学校とか友だち関係の話とか。別に深く悩みがあるタイプの人間でもないので、「こういうことあった」ぐらいですけどね。

父の“反抗期返し”は面倒くさかった

完熟フレッシュ――お父さんは、レイラさんが反抗期のときに「どんな距離感で接しようか」みたいなことは考えていたんですか? 57 CRAZY:それはありましたね。まぁ絶妙な距離感は保ってたんじゃないかな?(苦笑) レイラ:いや、パパが保ってたんじゃなくて、私が距離を置いてたから保たれてただけだよ(苦笑)。 57 CRAZY:違う、違う。パパもやっぱり考えてたよ。 レイラ:それまでが近過ぎたんだと思う。それに比べたらマシになったぐらい。 57 CRAZY:あんまり言われたら、こっちも“反抗期返し”をしてたので。ちょっと拗ねてみたり……(苦笑)。 レイラ:マジで面倒くさかったです。私が意地張って怒ったりするわけじゃなくて、パパが勝手に怒ってるだけだから(笑)。話し掛けてきたら、返事するみたいな。 57 CRAZY:結局は僕が耐えられなくなるから。「ねぇねぇ」って話し掛けて。 レイラ:私はずっとしゃべんなくても大丈夫(笑)。そんな感じですね。
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「監視カメラがついていた」コロナ禍の高校生活
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フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中
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